Month3月 2015

もしかしたら足が悪いの?歩くのが遅いと言われたら

子どもの発達に関して、親は様々な事で一喜一憂するでしょう。体重身長もそうでしょうし、言葉も気になります。よくある育児書での成長過程と我が子の成長具合を見比べる事も多いでしょう。寝がえり、ハイハイ、つかまり立ち、あんよと順に進まないのも心配の一つになります。

その中で、足の発達に関しても心配する親は多いでしょう。寝がえりやハイハイも成長の途中経過としてあるのですが、その中でも歩く歩かないは、親としては今後の生活に関わる問題になってきます。もし、歩くのが遅くそれにより障害などが見つかるとつい子どもの将来が心配でたまらないでしょう。もちろん障害そのものは悪い事ではないのですが、今の世の中では生き難い事実があります。

1歳半検診において、歩くか歩かないかの確認をしますが、これが意外に親の不安をあおったりします。早い子だと1歳前に歩き出す子もいます。下手をすれば検診時には走り回っていたりします。そうなると、まだ歩くどころかつかまり立ちやハイハイばかりしている子どもを見ると、つい親としては不安になってしまうものです。

しかし大抵において、子どもの性格や個人差であることが多いです。もちろん、病気や障害の可能性がある場合もあるので、全てにおいて大丈夫だとは言い切れないのですが、子どもって小さいながらに自分で必要性を感じなければ歩かなかったりするものです。ただ、先ほども言った通り、全てが心配ないというわけではないので、しっかりと子どもの様子は見る必要はあるでしょう。他の子と比較するわけではないのですが、明らかに足の形が歪んでいたりしたらそれは対処が必要です。

よく観察して、特に体に異常が見られないならば(心配ならば、一度病院で診てもらえばいいと思います。それだけでも不安が解消されることでしょう。)、あとは本人次第という所でしょうか。子どもによっては歩くよりハイハイの方がスピードが出てそちらの方が楽だからと歩くのを面倒くさがる子もいます。歩かなくても必要なものを親が全て持って来てくれたりすれば、必要性を感じなくて歩かない子もいるでしょう。

歩く歩かないの話と同列で出てくる問題に歩行器の良し悪しについて話題になることがあります。これも、賛否両論です。実際に使った人の意見も賛否あり、使って良かったと言う声もあれば、逆に使わない人からすれば、やはり不要という声もあります。
子どもというのは、首がすわる、寝がえりをする、お座りをする、ハイハイ、たっち、上から順に体がしっかりしてきます。まだ一人であんよが出来ないと言う事は体の筋肉もあんよができるほどには成長していない、出来上がっていないと言う事です。その状態で、歩行器を使うと言う事は、出来上がっていない筋肉を無理して使って歩かせるのと同じ事です。ですので、歩くのに必要な筋肉形成が遅くなり歩くのが遅くなるという話もあります。

こういう書き方をすると赤ちゃんにとても害があるように見えますが、歩行器の使い方の問題もあります。やはり忙しい時など便利です。よく短時間なら、問題ないと言う話もありますし、問題なかったという経験もあります。子どもに無理のない程度ならば、いいと思います。後は、段差などで倒れるなどの事故には気をつけましょう。

そうやって歩くようになった時に、気を付けて欲しいのが靴選びです。子どもの体はまだまだ柔らかい状態です。靴に足を合せるような靴を選ぶのは体によくないです。また、今は子どもの体力不足が言われ、土ふまずがない子も多いです。土ふまずがないと疲れやすく転びやすいです。いっぱい歩いて体力をつけ、土ふまずを作りましょう。

私の話掛けが少ないの?言葉の発達が遅いと言われてしまった

子どもの成長は親としてはとても楽しみで嬉しいものでしょう。反面、ちょっとでも育児書の記載や回りと比べて遅れていると心配になったりもするでしょう。特に検診では、保健師さんに指摘されるとつい落ち込んだりするものです。いくつか指摘される中で、よく話題の一つに上がるのが言葉の遅れではないでしょうか。1歳半検診では、体重などの体の発達の他にも言葉の発達についても見られます。検診で言葉の発達の遅れを指摘されると、ついつい親は不安になるものです。

言葉の遅れも全てではないですが、個人差によるものが多いと考えられます。検診の時の様子でもわかるとは思いますが、言葉の発達というのは、口から発せられる言葉だけでなく、親の言う事を理解しているかどうか、回りとコミュニケーションが取れているかどうかも大切なチェックポイントです。

よくコップに溜められる水に例えられ事が多いのですが、まだ幼い子どもは、回りから届く言葉をいっぱい聞いて頭の中で蓄積します。それがある程度溜まって来るとコップの水があふれるように言葉がわーっと出てくるようになります。実際に経験者のほとんどから聞かれる話が、言葉の発達が遅いと言われていて確かに他の子どもよりも話しだしたのが遅かったが、しゃべりだしたら途端にたくさん言葉が出てくるようになった、今はうるさいほどお喋りになった、など。それだけ頭に蓄積できるなんて賢いと思いませんか?

もちろん、単純に遅れているのではなく、発達障害の場合も0%ではないので、自分の子どもの状況を把握するのは大切です。親が話している事が理解できているか、耳が聞こえていない様子はないか、など、子どもの様子はしっかりと見極める必要はあります。もし、声は出るけど言葉になっていない場合、親の言う事がわかっていて、明確な言葉でのコミュニケーションがとれていなくてもジェスチャーなどでコミュニケーションが取れていれば心配することはまずないでしょう。

心配ないからと言って、じゃあ親としてそのままでいいのかと言えば、それも違います。ご飯の支度など忙しい時間帯は兎も角、楽だからと何かとテレビなどの一方通行での話しかけに任せっきりにしないようにしましょう。テレビなどは言葉のキャッチボールが出来ません。これが親子や回りの人達とのやりとりならば、話しかければ返事がありますが、テレビだとそうはいきません。特に今は携帯に子守りをさせる親が増えています。携帯を使うというのは電磁波の子どもへの影響もさることながら、やはり言葉の発育にいい影響はないでしょう。それらは、会話が継続しないので言葉を発する必要がなくなってしまいます。

また、子どもの訴えを先読みする親も言葉の発達を遅らせる要因になります。子どもが言葉によって欲求を言う前に、親が子どもの欲求を先読みしてその欲求を満たしてしまうと、欲求を言葉にして現わす必要がなくなりなり、言葉を言う機会が減ります。忙しくてじれったい時もあるでしょうが、ゆっくりと子どもが欲求を口にするのを待ちましょう。兎に角、子どもが言葉を発しやすい環境を整えるといいでしょう。

まわりの経験談や、子どもの様子から大丈夫だと思えても、やはり心配になる人もいるでしょう。その場合は、専門家に相談するのもありだと思います。相談するだけで不安が解消されますし、子どもへの接し方のアドバイスも貰えます。上手くいけば同じ様に子育てで悩んでいる人達との交流ができる場を作る機会もできるかもしれません。

子どもは親の不安を敏感に読みとります。あまり不安な顔を見せるよりも、回りや専門家を上手に活用して楽しく子育てをしたいものです。

回りが煩いんだけど!二人目はと言われたって気にしない

一人目がある程度大きくなると、どうしても回りの声が煩くなってきてうんざりする人も多いのではないでしょうか?特に親や親せき。それ以外にも近所の人も皆、口を揃えて「そろそろ二人目は?」。二人目をどうするのかは、自分たちで考えたいものです。

世の中にはいろいろな事情や理由があって二人目を作らない、またはできにくい人がいます。しかし、回りはそんな事情は知りません。ですので、つい挨拶変わりに言ってしまいます。言う事自体は悪いことではないと思います。とはいえ、当人からすれば、言われる事自体かなりショックだと思います。ただ、言われた方はショックを受けても、言った方は何故ショックを受けたのかは理由を知らなければ、わからないでしょう。言った方は例えば過去、同じ事を言われてもショックを受けたという経験がなければ、これもまたわからないものです。

じゃあ、どうすればいいのでしょうか。言われる前にいちいち会う人ごとに、説明をするわけにもいきません。それこそ、この人いきなり何を言い出すんだろうと言われかねませんし、いちいち言う事によって更に自分が傷つくことだってあります。

考え方を変えるのは、なかなか難しいですが、相手を変えるのはもっと難しいのです。ならばやはり考え方を変えて、「二人目は…。」と言われたら、この人は”他に話題がないんだ””何もこちらの事を知らないから”と切り替えましょう。実際に、深く考えずに「今日はいいお天気ですね。」と同じぐらい軽い社交辞令で口にする人もいるでしょう。相手がおしゃべりの話題を持っていないか、おしゃべりをする切欠が欲しいのだと思えば多少は腹立たしさも収まるのではないでしょうか。

それでも言われるのが嫌ならば、話題を逸らすようにしましょう。いきなり「余計な事を言わないで!」と怒ったら相手もびっくりしてお互いの関係が拙くなることにもなりかねません。言った方は、貴女に意地悪をいいたくて言ったのではないのですから。敢えて本当に意地悪で言ったのならば、それはまた話が変わります。

人によっては、事情を説明して子育てや今後の生活の話相手や相談相手になってくれる人もいるかもしれません。もちろん誰にでもという訳ではなく、この人なら…という場合になるでしょう。人には、誰でも他人には言えない苦労があって、話してみればお互いに相手の悩みを知っていい話相手になる場合もあります。

親や親せきなどは、どうしても期待や希望を持って口にしてしまう事が多いでしょう。まだまだ家、家系と言うものを何よりも大切にしなくてはいけないという考えはあるのですから。身内だからこそ、言われると余計に腹が立つということもあります。そんな場合は、腹立たしく言い返したくなりますが、そこはひとまず堪えて、時間を置いて反論してはどうでしょうか。もちろん感情的にならないよう、夫に間に入ってもらえれば揉めなくていいでしょう。

これだけは忘れないようにして欲しいと思います。例え、どんなに嫌な姑、舅だとしても、自分の愛する夫を育ててくれた人です。それこそ、違う環境で生きてきたのです。考え方も違って当然です。しかも、子どもからすれば、優しいおじいちゃんおばあちゃんでしょう。(そうでない祖父母もいますが)子どもには、祖父母を悪く言う様な言葉を聞かせないでください。

自分が二人目の事を言われたのと同じように、他の人には、貴女の知らない、言われたくない事があるかもしれません。お互いに知らないままに相手を傷つけることだってあるかもしれないのです。お互い様の部分があるでしょう。そうやって考えると多少は、気が楽になるのではないでしょうか。

子どもと二人きりで疲れちゃった!そんな時どうすればいいの?

赤ちゃんが生まれた時は嬉しさでいっぱいの事だったと思います。生まれてから暫くは3時間ごとの授乳になって、赤ちゃんにつきっきりになるでしょう。それも月日を追うごとに間隔が空いていきます。気付けば、睡眠不足だったのが多少解消されるようになったと言う事もあるでしょう。

しかし、夜中の授乳が無くなったとしても今度は昼寝が無くなってきて、いつでもどこでも子どもから「遊ぼう」と誘われる。そうすると、やはりゆっくりと体を休ませる事ができない。それでなくとも、日によっては赤ちゃん以外とは、誰とも会話すらしていない日だってあります。そうなると、時間の拘束だけでなく、孤独を感じるのは強くなってくるでしょう。

まだ自分が疲れているな、と感じるくらいならばいいのですが、下手をすれば病院にお世話になるほどに疲れ果ててしまうかもしれません。よく新聞などで子どもに虐待をしてしまった、子どもを放置してしまった、というニュースを耳にする事があります。ニュースほどではないにしても、疲れ果てると自分一人の力だけではなんともなりません。

自分の一人の力だけでは子育てはできません。母親としての能力があるないという事ではなく、子どもはみんなで育てるものです。まずは、夫に協力を仰ぎましょう。当然、夫からすれば自分も仕事で疲れ果てているので、そうそうは子育てに時間を費やせないという言葉はあるでしょう。そんな時は、夫に不満も出るでしょうが、自分の今の事情を説明して協力を仰ぎましょう。愚痴ではなく、説明をするのです。

それ以外にも、地域によってはファミリーサポートのシステムがある自治体もあります。これを活用しない手はありません。ファミリーサポートは、自治体に違いはあるものの、基本的に子育てや介護などの援助をしてもらえるものです。ファミリーサポートを利用して、少し子育てから離れてリフレッシュできたらストレスも軽減するのではないでしょうか。

また、友人でも協力を仰げる人がいれば、お願いするのはありだと思います。逆に子どもがある程度大きくなった時、その友人からSOSが出た時、自分がお手伝いするという方法ならばお互い様で頼みやすいのではないでしょうか。こうやって何かしらの方法でもってちょっとでも子どもから距離をおく時間を作るといいでしょう。

また、そうやって子どもと距離をおく時間がなかなか取れない時は、実体験を読んだり見たりするだけでも、「あぁ、自分と同じような人がいるんだ。」と気持ちが楽になったりするものです。体験談の話や漫画を読むのもお勧めします。本をゲットするタイミングがなければ、ネットで検索すればいくつかヒットするものがでてくるでしょう。

それ以外にも、ストレスをためない様に家事を完璧こなさないで、手を抜きましょう。子どもが昼寝の時は一緒に寝る。睡眠は大事です。家事に手を抜くだけでも楽になるのではないでしょうか。完璧はストレスになることもあるのです。ぜひ、リラックスして家事に臨みましょう。

母親が笑っていれば子どもも笑顔になります。もちろん、無理矢理笑顔を作るのは違うでしょうが、子どもは親の感情を敏感に感じ取ります。親がイライラすれば、それが子どもに伝わり、子どもも不機嫌になります。さらに親もイライラと悪循環。母親は家庭で太陽の役割です。ぜひ、笑顔で子育てに臨みましょう。

偏食がなおらない!どうして食べてくれないの!?

子どもは離乳食から始まり、少しずつ食べものを広げて味を覚えて行きます。味も離乳食の段階では大人では不味いと思うぐらい薄く、段々と濃くしていくのが通常でしょう。赤ちゃんの離乳食の段階ですでに好き嫌いは出来てきます。それは、早くに甘い味を覚えたり、早々に赤ちゃん向け以上の濃い味のお菓子を食べたりすることも原因の一つでしょう。

それでもなんとか離乳食から進んで、大人と同じような形でご飯を食べられるようになったとします。その中で、野菜が食べられなかったり等、食べるものが増えるごとに好き嫌いも増えて行くのは仕方がないでしょう。

子どもにはまだまだ未発達な器官があるのですが、味覚もまた未熟なのです。と言うのは、大抵の野菜で誰もが感じる苦みやエグミ、また酸味というのは、まだ子どもには上手く認識できず、毒(本当は毒ではないのですが)と同じように感じられるからです。腐った物も酸っぱかったり苦かったりしますよね。毒も実際には食べられないのでイメージが先行していますが、苦かったりするようです。それと同じように判断されるのです。本能から来るものなのです。小さい子供の生きる知恵と言えばいいのでしょうか。

ですので、野菜嫌いだとしても、無理に食べさせる必要はないのです。野菜嫌いでも苦みのない野菜は食べられたりする子がいるのはそういうことです。それでいいのです。じゃあ栄養は大丈夫なのか?という心配があるでしょう。食べられない野菜以外からだって必要な栄養は取れます。そこから栄養を上手く摂取すればいのです。もし、栄養が不足しているようだったら、本能的に体がその栄養を欲します。今まで食べなかったり、あまり手を出さないような食べ物に急に手を伸ばす様な時は、その栄養を体が欲している時です。

成長していくうちに、味覚も発達し、もちろん好き嫌いなくご飯を食べることも覚え、食べれる物が増えて行きます。今まで食べられなかったトマトがある日を境に急に食べるようになった、好きになったということも出てくるでしょう。ですので、あまり心配はいりません。

ただ、やはりじゃあ与えなくていいのか?というとそうでもなく、食べる切欠作りは必要です。また、味を知る上でもその場できちんと食べられなくとも、口から出してもいいので一度は口に入れるように声掛けをしてみましょう。というのは、野菜に限った事ではないですが、小さい頃に口にした食べ物は一旦は食べなくなっても頭のどこかに記憶として残り、大人になった時に、昔食べたな、と食べ物の記憶が蘇りまた食べるようになる、好きになる事になるからです。その時にまったく一口も食べた事のない食物だと、食べようという気は起きず、嫌いなままになります。

年を取ると、ご飯のおかずがやたらと煮物ばかりになる人がいます。それは、単純に脂っこいものがダメだという理由とまた別に小さい頃、よく煮物を食べてたという家庭環境も起因しているのです。そうやって考えるとほんの少しでもいいので、嫌いだと反応する食べ物、野菜を一口でも口に入れて味を記憶させておくといいでしょう。

また、好き嫌いの原因の一つに加工食品を早々に与えるのも、その理由と言われています。というのは、加工食品は味が濃かったり、それこそ子どもの好きな甘いものが多いのです。糖分の取り過ぎはそもそも栄養面でもよくないのですが、味覚の面からも糖分の取り過ぎはよくありません。スナック菓子はなるべく避けるべきでしょう。

子どもは単純に好き嫌いというわけではないので、無理矢理食べさせることは止めて、もし食べれたら大いに褒めてあげましょう。

働く母親は素晴らしい?それって本当に素晴らしい事なの?

社会で第一線で働いていた女性からすれば、結婚、出産で会社を辞めて家庭に入ると、つい社会から取り残された気分になる人は多いのではないでしょうか。況してや同じ年でまだまだ働いている同僚などがいる場合は、尚更その気持ちは強いかもしれません。

しかし、よく考えてください。給料は出なくとも、子育てだって立派な主婦の仕事でもあるのです。子どもが育たなければ将来の社会はないのです。人間は何かと目先の事にとらわれがちですが、将来のためを考えることだって大事な事なのです。それに夫だって、奥さんが頑張って家庭を守っているから安心して働けるのです。

主婦の仕事を給料に換算すると月給約40万円あるとの試算もあります。そう考えると、サラリーマンと然程かわらないのではないでしょうか。ですので、専業主婦だって立派に仕事をしているんだと自信を持ってください。外で働く母親だけが立派ではありません。同じなのです。

それでもやはり、社会に取り残されたと感じて、外で働きたいと思う人もいるでしょう。もちろん、外で働くことが悪いことではありません。ただ気をつけたい事はあります。働く理由と、子どもへのフォローです。

世の中には様々な家庭があり、様々な理由で働かなくてはいけない家庭もあります。その理由を全て子どもに話す必要はないでしょうが、ある程度の説明は必要でしょう。例え子どもがまだ小さくとも、子どもは親をよく見ています。例えば経済的な理由にしても、言い回しの工夫は必要だとしてもきちんと子どもに説明をするべきです。そうすればわかてくれます。

逆に、ただ自分の小遣いが欲しいから、なんとなく働きたいからという理由では、子どもは納得しないかもしれません。自分の事だけしか考えていない事も子どもにはわかってしまいます。子どもは、母親は自分より遊ぶお小遣いの方が大切なんだ、自分は大事じゃないんだ、なんて思ってしまうかもしれません。ただ働きたいというだけでなく、外で働かないとストレスをためて家にいる事がデメリットになってしまうようなタイプの場合は、きちんとそれを説明しましょう。きちんと説明すれば、きっと子どもはわかってくれるでしょう。

これらはあくまでも言葉がわかってくる幼児以上になります。まだ赤ちゃんの場合は、すぐには説明できないかもしれないですが、ある程度大きくなって親の話がわかるようになったら、一度説明するのがいいでしょう。

どちらにしても、子どもへのフォローは大事にしましょう。時間は関係ありません。ほんの少しの時間でも構いません。ぎゅっと抱きしめてあげるだけで違います。お母さんはあなたを愛していると言葉でなくとも伝えましょう。病気の時はこれ以上ないほどに子どもは心細いはずです。会社の都合もあるかもしれませんが、休めるのならば休んであげましょう。

もし、働く事を急いでいなければ、子どもが親離れの気配を見せてからでもいいと思います。母親が働く事はお互いの自立のためにもいいでしょう。この場合の理由は、お互いの自立の為と考えれば、自分勝手な理由にはなりません。

外で働くこと自体が素晴らしい事ではありません。その理由、動機がどうであるかが大事です。父親だって、よくよく考えれば家族の為に働いているのです。もし、働くことに焦っているようでしたら今一度、自分の働くという意味、理由について考えてみましょう。

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